これは、岡山と四国を結ぶ瀬戸大橋のふもとにある瀬戸大橋記念館に行った時のこと
平日で誰もお客さんがいない中で、
スタッフが館内を案内してくれました
天皇陛下が来館して過ごされていた部屋も見せてもらい、その窓からは瀬戸大橋が見えます
スタッフが語り出しました
「この橋を作った建築家は天皇陛下が来たときも作業着だったんです」
どうしてだと思います?
それは
「自分自身はただの建築家でスーツを着るまでもない、誰が来ようがあるがままの姿を見せる」
「建築家が偉いのではない、一緒に汗水流して作ってきた職人たちが偉い」
「人に笑われない仕事をするだけでそれでいい」
話を聞いただけで私は心が高揚しました