思いっきりやってください
○自分が心に響いた言葉をテーマに綴っております
5年前、私は長く勤めていた職場を退職することを決めました
それは一度きりの人生、
やりたいことをやって生きていきたいと思ってしまったからです
やってみたこととは
子どもたちの学び成長の場である小中学校の教育現場の改革
実は数年前より国の方針で導入され始めている学校教職員以外の専門職
目的は今日増加傾向にある子どもを取り巻く社会的問題の数々について専門職が
学校内外において対応していくこと
私はその求められている経験、スキル、資格を持ち合わせていたのですが、
今までは教育とは程遠い世界で務めていたので自信はありませんでした
また外から聞こえてくる学校の情報は「学校の常識は社会の非常識」というほど閉ざされた世界で外からは見えにくく、特に道徳的な部分に関しては教員の生きてきた人間性が問われる部分も大きく占め、統一的ではありません
そこには私のような変革者が入ることには受け入れが良くなく、むしろ邪魔者扱いされがちです
またこの専門職はまだ生まれたばかりでどのように扱えば良いのか誰もわからない状態でもあります
仲間もいない、孤独感、無力感、喪失感、不安、挫折、、、
複雑な気持ちの中で私は採用試験を受けました
結果、採用していただけたのですが、場所が私が住んでいる場所からは程遠い
誰も知り合いがいない異国の地でした
そんな時に当時の採用担当者から言われた一言です
『おもいっきりやってください』
シンプルな言葉でした
普通なら慎重にやってくださいとか無難にやってくださいとかなのかなと思ったのですが、
背中を押してもらえました
色々と臆することが全て吹き飛びました
自分の思うようにやってみよう
そう思わせてくれる言葉でした